こづえとは誰か

さつきです

こづえは筆が乗らないようなので私が代わりに彼女の紹介をします

彼女は大学院の同じ研究室で出会った４つ下の後輩でよく光っています

本人は光ることについて深刻に悩んでいるようで、つらいとかやめたいとか悲しき怪物とかよく愚痴をこぼしています

私としては三十路も近くなり着々と進行する砂漠化に怯えているので若々しくていいなと思っているのですが、そう言うと冷ややかな一瞥をくれます

顔の油分と水分の話です

いきなり細部から入ってしまいました（汗）

もっと全体的なイメージの話をすると

似ている動物についてたびたび議論になりますが、どうやらこづえはピグミーマーモセットであると最近我々の間で落ち着きました

毛量や頭の比率がそうなのでしょうね

もっと内面的な特徴はないのかと思う頃でしょう

あります

彼女は頼まれたら断れないタイプの人間です

研究室の係り決めのときも面倒なイベント係を引き受けてしまい、ずっと教授の誕生日会やら新年会やらみんなのためにｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙ動き回ってハムスターみたいだねと話しかけたのを覚えています

断れないエピソードまだあります

肉じゃがを作るために近所の肉屋に牛薄切り肉を買いに行ったら８００円/１００gのすき焼き用しかなく、節約したいと出掛けに話していた矢先だから財布の紐も固くなるだろうところ

目を離した隙に肉屋に買わされていました（涙）２００g

ほかにも特徴があります

彼女はにぶいです

アイスは必ず落とすし

筋肉痛は運動して三日後に来ます

愛らしいですね

それに大学ではまじめな優等生なのですが、よく見るとなんか抜けてて水面下で足掻いているのが好ましいですね

ほんの一部ですがダイジェストで（バックグラウンドや人格や馴れ初めに触れることなく）彼女を語ってしまいましたが実を言うとまだ付き合って３か月

まだ知らない側面もあるしこれからどう変化していくか未知数です

時間をかけてこづえとは誰か知っていきたいですね

さつき