こんにちは、こづえです。
少しずつ、夏の気配を感じる季節になってきましたね。この頃、さつきちゃんと連れ立って近所のプールに通うようになりました。以前から、近所のプールが空いていて良いのだと聞かされており、行ってみたいと思っていたのです。
さつきちゃんは高校生までゴリゴリに水泳をやっていた人で、朝も昼も夜も部活でもクラブでも、陸では筋トレを、水があれば泳いでいたそうです。どうやらプールに行くと水を得た魚のごとくスイスイ泳いでいるらしく、水中の方が生きやすい説もあります。
私はというと、物心つくころから小2くらいまで近所のスイミングスクールに通ってはいたもののあまり真面目なスイマーではなく、泳いだ後のセブンティーンアイスと足湯(なぜか天然温泉付きのスイミングスクールだった)目当てにだましだましやっていたので、クロールしか習得できませんでした。
そこで、このまたと無い機会、さつきちゃんに泳ぎを教えてもらおうというわけです。形から入るべく、スポーツ用品店でspeedoの、名前からしていかにも速そうな水着を手に入れ、プール生活が始まりました。

↑プールは撮影禁止なのでねこの近影を
平泳ぎをどうにかしたい
「何、泳げんの?」ちゃぽ…と水に浸かって棒立ちしていたら、スパルタコーチと化したさつきちゃんのゴーグル越しの鋭い眼光が。クロールは一応できるとして、そうだ、いくらかいても進まない自己流の平泳ぎをどうにかしたいんだ!と思い出しまして、早速教えてもらうことに。
レッスンの内容は割愛しますが、手のかき方と脚のかき方と姿勢を(全部じゃねえか)改善して以前よりだいぶ進むようになりました。
平泳ぎって、けのびの姿勢になっている時が一番進むんですね、どういう原理かわからず泳いでいたらそりゃ速くならない訳です。進まない原因もわかったので、今後はもう少し綺麗に泳げるように練習したいです。
それにしても、人に何かを教えられるって凄いです。まず自分がどうやって習得したか言語化しないと人にも伝えられないですよね、自転車の乗り方なんか特にそうだと思います。さつきコーチ、恐るべし。
参考にした動画も貼っておきます。
公共プールの良いところ
私にレッスンをする傍ら、さつきちゃんはバリバリ何kmも泳いでいるのですが、
隣のレーンのお年寄りから「上手ねえ、美しい泳ぎ!」などと話しかけられ、教えを乞われたり、クイックターンの練習をしているおばさんに泳ぎを観察されたり、背泳ぎを観察されたり…
皆の注目の的となっていて、私が勝手に誇らしい気持ちになります。
一方私は、へたっぴで可哀想な人に見えるのか、自主練しているとプールのスタッフさんたちが話しかけてくれアドバイスを頂いたり、微笑みかけてくれたり…
ありがたい限りです。
体育の授業で水泳をやっていた時はどうしても同級生の目を気にしてしまって、水着を着るのも皆の前で泳ぐのも嫌でしたが、公共のプールとなると年齢層も高く、皆さん自分の健康のために泳ぎに来るので、人の目を気にせずのびのび泳げます。
泳ぎが上手いとか下手とか、身体が美しいとか醜いとか、そういった基準で判断されないだけでこれほど体を動かすことが楽しくなるとは。休憩時間に辺りを見回すと、皆さんひたむきに泳いでいて勝手にジーンと来てしまいます。
ということで、プールが想像以上に面白い公共空間だったのです。これはちゃんと調べて文章にしなければという気持ちになったので、プール考なるものをちょっとずつ書いていけたらと思っています。
ではでは。゜:。・。゚・。o・。꒰⑉・̆-・̆⑉꒱_。゚・。o・。
こづえ



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